地震の巣とは?茨城県南部で頻発する地震は首都直下型地震の前兆か?
2018/09/30
関東地方で地震が相次いで発生していることに気付いてますか?
なかでも集中しているのが「茨城県南部」を震源とする地震です。
その数は今月だけで「13回」も発生をしています。
これだけ多くの地震が発生すると「首都直下型地震」の影響や関連が気になります。
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相次ぐ関東を襲う地震!何かの前触れ?
今月に入って関東での地震が多発しています。
昨日(20日)、午前7時25分ごろ茨城県南部を震源とする地震マグニチュードは5.0と推定され水戸市、栃木市、さいたま市で最大震度4を観測しました。
震源の深さは約50キロでした。
その揺れは、東京渋谷区・千代田区・杉並区や千葉でも震度3観測しました。
おととい(19日)には千葉県東方沖を震源とする最大震度4の地震が発生したばかりですが、その2日前(17日)にも同様に最大震度4を観測する地震が「茨城県南部」を震源に発生していて、これで関東地方では昨日までの4日間に震度4の地震だけでも3回も起きています。
なかでも、震源が集中しているのが「茨城県南部」で、今月だけで体に感じる地震が「13回」を数えます。
茨城県南部を震源とした地震は、5月と6月にも起きています。
- 5月16日 最大震度5弱
- 6月12日 最大震度4
茨城県南部(牛久市・つくば市)の住民は、地震直前に地鳴りがした直後にに揺れが始まるといいます。
茨城県南部が震源であれば毎回「ゴー」とか「ゴゴゴー」と地鳴りが聞こえるので、すごく怖いそうです。
地鳴りって聞いたこと無い人の方が多いですよね、それが地震が起きるたびに聞こえるなんて、本当に何かの前触れだと思ってしまいます。
茨城県南部で地震が頻発している理由は?
この地域に詳しい専門家がいうに、茨城県南部は基本的に筑波山の下で、もともと地震活動が活発だといい、それを「地震の巣」と呼ぶそうです。
茨城県の下は、ちょうどフィリピン海プレート、北米プレート、太平洋プレートの3つのプレートが衝突する場所にあたり地震が起こりやすい場所です。
ひと月で13回は多すぎでは・・・
東日本大震災(3.11)以降、おそらくひずみがたまりやすいようなう状況に変わってしまったのではないか、ひずみが解放されると地震が起こりやすく、これだけたくさんのプレートが押し合い、へし合いしているので地震活動は高くなってしますと専門家は言っています。
首都直下型地震との関連性は?
これだけ頻発すると、30年以内に70%の確率で起こると言われている「首都直下型地震」への関連を疑わざるを得なくなりますね。
東京大学地震研究所の専門家は・・・
首都直下地震では最大マグニチュード7.3クラス「阪神・淡路大震災とか熊本地震」に相当する地震の発生が心配されている、ただ今回の茨城で連続して起きている地震が、その前触れかどうか、これは分からない
「わからないんかーい」
首都直下型地震との関連は分からないですが、専門家は指摘する。
今回の地震はこのくらいの震度で収まる可能性が高いかもしれませんが、さらにより大きな地震が起き始めるとか、もう1段階注意をする必要がある。
災害を減らすために今から準備をしておくことはとても大事
この程度なら、日本国民全員分かってますね・・・。
頭脳日本一の東京大学でも自然災害は分からずということです。
地震の巣・茨城県南部で今月発生した地震まとめ
7月 | 震源深さ | マグニチュード | 震度 |
1日 | 50キロ | M3.8 | 震度2 |
1日 | 72キロ | Ⅿ3.3 | 震度1 |
4日 | 71キロ | Ⅿ3.5 | 震度1 |
4日 | 40キロ | Ⅿ3.3 | 震度1 |
4日 | 54キロ | Ⅿ4.0 | 震度3 |
13日 | 43キロ | Ⅿ3.5 | 震度2 |
17日 | 40キロ | Ⅿ5.0 | 震度4 |
19日 | 70キロ | Ⅿ3.6 | 震度2 |
20日 | 50キロ | Ⅿ5.0 | 震度4 |
20日 | 50キロ | Ⅿ3.0 | 震度1 |
20日 | 40キロ | Ⅿ3.0 | 震度2 |
20日 | 40キロ | Ⅿ3.5 | 震度2 |
20日 | 40キロ | Ⅿ2.8 | 震度1 |
茨城県北部でも地震が頻繁
7月27日23時47分ごろ茨城県北部で「震度5弱 」観測する強い地震がありました。
震度5弱は茨城県日立市・常陸太田市で観測されました。
この地震による津波の心配はなく、警察庁によりますと「被害の報告なし」とのことです。
茨城県にある「東海第二原発」などに異常はなしということです。
今月に入り茨城県南部では13回もの体に感じる地震が発生していますが、茨城県北部でも今年に入って「34回」もの地震が発生しています。
震度3以上の地震を観測したのは現時点(2016年7月28日)で関東では茨城北部が一番多い
茨城県北部が震源地の震度3以上
日時 | 震源深さ | マグニチュード | 震度 |
7月27日 23時47分頃 | 60キロ | M5.4 | 震度5弱 |
6月29日 11時35分頃 | 60キロ | M3.7 | 震度3 |
3月22日 14時34分頃 | 10キロ | M4.7 | 震度4 |
2月24日 12時15分頃 | 10キロ | M3.6 | 震度3 |
2月7日 10時9分頃 | 10キロ | M4.3 | 震度4 |
1月15日 8時22分頃 | 10キロ | Ⅿ3.4 | 震度3 |
1月15日 4時28分頃 | 60キロ | Ⅿ4.3 | 震度3 |
まとめ
今月だけで体に感じる時間を13回に達した「地震の巣・茨城南部」
今後30年以内に首都直下型地震(震度6弱以上)が起こる確率は70%だと発表されてますが、関連しているのかは不明です。
毎年30年って言ってないか?巨大地震は5年間隔で発生してますが・・・
全ての想定がという始末です。
正直なところ確率って何?30年以内に首都直下型地震が起きるって誰でも発表できますね。
このままいけば「30年以内に100%と首都直下型地震は起きます!」
と筆者でも発表できます。
別の何かが起きればそれを理由に起きなかったと言えばいいだけですからね。
地震大国日本に住んでいる以上はどこで巨大地震が起きても不思議ではありません。
確率に惑わされずに、いつでも対応できるように減災・自分の身は自分で守れということですね。